今年はマドリードにかまけていて、東京のボッテチェルリ展すらいかなかったぐらいだから、見過ごしていた、あるいは知らなかった展覧会は多い。
その前に名古屋でもやっていたが、もう終わってしまった。
◎兵庫 展
2016年7月16日(土)〜9月22日(木・祝)
兵庫県立美術館
◎府 中 展
2016年10月1日(土)〜12月11日(日)
府中市美術館
府中市美術館
藤田嗣治については、このブログで2回書いていて、読み返してもあまり問題はないようだ。
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/163986577.html
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/164055740.html
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/163986577.html
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/164055740.html
私には18世紀的な画家であった藤田が20世紀に生きたために、様々な問題が起きたように思える。21世紀だったら、なにも起きなかっただろうが、画風の発展も無かったかもしれない。
ランスのフジタ礼拝堂の壁画はかなり特異なもので、なんとなくクエンティン マチエースのようなフランドル的なグロテスクな面もある。
ランス大聖堂にあるという聖母子像も今回来ているが、画風は似ているが清楚なものだと思う。