6月1日にトレド大聖堂を訪ねたとき、大オルガンを仰ぎ見た。
スペインのオルガンのお約束ながら、派手にトランペット管が前方へ向けて何十本もどっさり飛び出ていて面白かったので撮影した。
スペインのオルガンのお約束ながら、派手にトランペット管が前方へ向けて何十本もどっさり飛び出ていて面白かったので撮影した。
このトランペット管は、主にバッタリア(戦争)という曲目で軍隊の進撃ラッパを模写するときに活躍するようである。このバッタリア(戦争)というカテゴリーの標題音楽は、イタリアにもフランスにもあるが、騒々しい感じもあり、あまり好きではない。しかし、トランペット管を派手に使っているらしい演奏の動画が他に見つからなかったののでしょうがない。
トレド大聖堂でのコンサート動画はないので、トレドではなく、やはりスペインの古都のヴァヤドリードの古いオルガンによる演奏動画を紹介しておく。トランペット管が活躍している。
皇帝のバッタリア(戦争)ホアン カバニレス(とされているが異説あり カスパル ケルレかも?)
Batalla Imperial, J.B. Cabanilles. Arturo Barba. 1784 historic organ. Valladolid
https://www.youtube.com/watch?v=Kk6egDC8mOM&index=1&list=PLZfbOm7b3u8D5XCQJSg9VpUmieNiy-Z8q
同じホアン カバニレスの作曲でもチエント(トッカータ、即興曲)では、ここまで落ち着いて真摯な音楽になっている。同じくヴァヤドリードのオルガンだが、上記オルガンとは別のオルガンで演奏したもの。
J.B. Cabanilles, Tiento I de falsas. Arturo Barba, 1706 historic organ. Valladolid
Juan Casado Valdivielso historic Organ (1706), Monasterio de las Huelgas Reales, Valladolid - Spain 2013
https://www.youtube.com/watch?v=qi9-e5qQ5aY&list=PLZfbOm7b3u8D5XCQJSg9VpUmieNiy-Z8q&index=9
J.B. Cabanilles, Tiento I de falsas. Arturo Barba, 1706 historic organ. Valladolid
Juan Casado Valdivielso historic Organ (1706), Monasterio de las Huelgas Reales, Valladolid - Spain 2013
https://www.youtube.com/watch?v=qi9-e5qQ5aY&list=PLZfbOm7b3u8D5XCQJSg9VpUmieNiy-Z8q&index=9