2016年11月13日

ロンドンOCS展覧会

OCS Barlaw.jpg

  ロンドンのOriental Ceramic Societyは長い歴史を誇るアジア陶磁器愛好クラブで、会員同士が所蔵品をもちよって行う展覧会はレベルが高く、その展覧会の際に高台裏に貼られるシールもまた尊重されています。

  イメージは、1936ー37のTransaction of Oriental Ceramic Society プレプリのリプリント表紙です。Sir Barlowが書いています。

  ところが、オリエンテーションズで紹介された今回の展覧(11月3日〜9日)のみどころには、写真やイメージで観る限り、どうも感心しないものが多かった。
  まあ、釉裏紅の梅瓶はまともなものだろうし、青花小菊模様の扁壷はよさそうだが、なんか変なものが紹介されていて、どうなのかなあ? オリエンテーションで記事を書いていたRegina Krahlさんは貿易陶磁にはエキスパートだったはずだが、、他の種類の中国古陶磁に詳しいとはききません。

 更に気になるのは、会場がオークション会社サザビーズの提供によるものであることです。もともとプライベートな展覧会なので中立性についていろいろいうのは筋違いなんですが、オークション会社の後援でやるというのはどうなんですかね。
  なんとなく英国の収集家の凋落ということを、感じるところがあります。


posted by 山科玲児 at 10:11| Comment(0) | 2016年日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: