戦前、昭和9年の大規模な「肉筆浮世絵」贋作事件、「春峯庵事件」のとき、当時のマスコミの中心である新聞の記事は、
「昨日は『浮世絵界空前の大発見』の為に大讃辞を呈し、今は其のインチキを報道して、何等の責任を感ずることなく、又、其の不明を天下に謝することもない新聞紙の態度は、固より沙汰の限りである。」 (REF. 高橋誠一郎「浮世絵二百五十年」、昭和13年限定500部、イメージ)
「昨日は『浮世絵界空前の大発見』の為に大讃辞を呈し、今は其のインチキを報道して、何等の責任を感ずることなく、又、其の不明を天下に謝することもない新聞紙の態度は、固より沙汰の限りである。」 (REF. 高橋誠一郎「浮世絵二百五十年」、昭和13年限定500部、イメージ)
これやったのは、東京朝日新聞でした。
新聞は、80年変わらないんだな。そう思ったので昨日の記事は少し書き直しました。
新聞というのは、こういうもので、戦前から同じ事をやっています。 徒に信頼しないようにしなければいけないということなんでしょうね。
ただ、今回は、朝日新聞はわりとまともだったな。