2017年04月23日

バベルの塔  ポスター

Banel Breugel Boymans ss.jpg

2001年にロッテルダムのボイマンス美術館におけるボス展の際に、 顔を画面近くにつけるぐらいに、なめるように鑑賞できたブリューゲルの「バベルの塔」ですが、今、東京で公開されているそうです。夏には大阪でも開催するようなので鑑賞できる人も多いでしょう。ただ、細密画ですから、近くで観ないとわからない部分が多いのですが、展示環境を考えると無理だろうな。まあ、全体の感じや肌合いを観るだけでもそうとう刺激になると思います。

 ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展
        公式サイト http://babel2017.jp/
   2017年4月18日(火)〜7月2日(日)東京都美術館
     http://www.tobikan.jp/exhibition/h29_babel.html
   2017年7月18日(火)〜10月15日(日)国立国際美術館

 2001年にボイマンスの売店で買って日本に郵送してもらったのが、このイメージの額絵・ポスターなんです。 原寸より少し小さいのですが、相当大きいものなので細部もわかります。左上の30cm物差しとくらべてみてください。原寸が60 x 75 cmだから15%縮小ぐらいですかね。

 今回の展覧会の売店でも売っているかもしれませんね。ロッテルダムでも相当高かった記憶があるので、日本だとかなりな値段をつけるんじゃなかろうか?

posted by 山科玲児 at 08:36| Comment(3) | 2017年日記
この記事へのコメント
山科さま、いつもご教授ありがとうございます。
で、今回の「バベルの塔」展の図録には、裏表紙にポケットがあり、「バベルの塔」ポスターが付録で着いています。計測したら 60×74cm 、多分「原寸大」と言えるのではないかと思います。しかし、ペラペラの印刷物ですから、実物の迫力が感じられないのが残念です(^^;
Posted by 花耀亭 at 2017年04月26日 00:05
展示を見に行った者です。実物は歩きながらの鑑賞なので、じっくりは見れませんでした。列の後ろからならグラスなどを使えば止まって見ることができますが、それよりも展示物に、精密に拡大再現したものがありますので、そちらを見た方がよいかと思います。
Posted by タチバナ at 2017年04月26日 02:15
> 花耀亭  さま

原寸大ポスターがついているというのは、かなりお徳用な感じがいたします。ただ、あまりよくみえないということは、印刷精度に難があるんでしょうね。

>タチバナ  さま

歩きながら見なければいけないというのは、まずいですね。運営が悪すぎる、という感があります。案外、大阪のほうがよりよく鑑賞できるのではないか?と考えてしまいました。なお、ロッテルダムでは、かなり至近で鑑賞できました。ただ、ボイマンスもリニューアルしたので変わったかもしれません。貴殿からの貴重な情報を得て、大阪での鑑賞を考えてしまいました。ただ、東京と展示品が替わってしまうことがあるのが、心配なところです。


Posted by 山科 at 2017年04月26日 07:47
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