2001年にロッテルダムのボイマンス美術館におけるボス展の際に、 顔を画面近くにつけるぐらいに、なめるように鑑賞できたブリューゲルの「バベルの塔」ですが、今、東京で公開されているそうです。夏には大阪でも開催するようなので鑑賞できる人も多いでしょう。ただ、細密画ですから、近くで観ないとわからない部分が多いのですが、展示環境を考えると無理だろうな。まあ、全体の感じや肌合いを観るだけでもそうとう刺激になると思います。
2017年7月18日(火)〜10月15日(日)国立国際美術館
2001年にボイマンスの売店で買って日本に郵送してもらったのが、このイメージの額絵・ポスターなんです。 原寸より少し小さいのですが、相当大きいものなので細部もわかります。左上の30cm物差しとくらべてみてください。原寸が60 x 75 cmだから15%縮小ぐらいですかね。
今回の展覧会の売店でも売っているかもしれませんね。ロッテルダムでも相当高かった記憶があるので、日本だとかなりな値段をつけるんじゃなかろうか?
で、今回の「バベルの塔」展の図録には、裏表紙にポケットがあり、「バベルの塔」ポスターが付録で着いています。計測したら 60×74cm 、多分「原寸大」と言えるのではないかと思います。しかし、ペラペラの印刷物ですから、実物の迫力が感じられないのが残念です(^^;
原寸大ポスターがついているというのは、かなりお徳用な感じがいたします。ただ、あまりよくみえないということは、印刷精度に難があるんでしょうね。
>タチバナ さま
歩きながら見なければいけないというのは、まずいですね。運営が悪すぎる、という感があります。案外、大阪のほうがよりよく鑑賞できるのではないか?と考えてしまいました。なお、ロッテルダムでは、かなり至近で鑑賞できました。ただ、ボイマンスもリニューアルしたので変わったかもしれません。貴殿からの貴重な情報を得て、大阪での鑑賞を考えてしまいました。ただ、東京と展示品が替わってしまうことがあるのが、心配なところです。