2017年07月12日

ブリューゲルのローマでの師

Farnese Hours0.jpg


ブリューゲルがローマに行ったとき、細密画家ジュリオ クロヴィオGiulio Clovio(1498-1578)のところにいって、共同制作したりしたらしい。、ブリューゲルがローマにいく前に, このGiulio Clovioがローマで制作したファルネーゼ時祷書(イメージ)がニューヨークのモルガン図書館にあり、その中にブリューゲル風のバベルの塔や風景画があることは、6月11日に指摘しておいた。

 

2017年06月11日
ブリューゲルと細密画【増補】



 このクロヴィオは、細密画で有名になった人で、ブリューゲルより25歳は年長の先輩なのだから、師匠ということになるのだろう。ブリューゲルの細密画指向は意外にクロヴィオから来てるのかもしれない。

 クロヴィオの伝記(Ref)を読むと、 戦争や入牢のために、片足が不自由になっていたらしい。
 そうだとすると大規模なフレスコ画の制作は不可能だし、大きなキャンバス画の制作も難しい。
 そのためにあまり動かなくて良い細密画に特化したのではなかろうか。。

Ref. Jhon Harthan, Book of Hours, Thames and Hudson, 1977

 
posted by 山科玲児 at 08:19| Comment(0) | 2017年日記
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