2017年07月13日

ちょっと変なコルネット動画


 

コルネットってのは角笛をもとにして中世〜十七世紀の欧州で盛んに使われた楽器なんですが、
近代になってあまり使われなくなりました。

吹奏楽で使う金管楽器のコルネットとは別物です。なんでこんなに混乱する名前にしたんかなあ、、

演奏がやや難しいのと、平均律には合わせにくいことと、鼻にかかったようなしゃがれたような音があまり好まれなくなったのかなあ、とおもいます。
二十世紀のバロック音楽演奏様式復興に伴って復活しましたが、結構面白い楽器で日本人でも名手が多いようですよ。

最近みた動画で一人のイタリアの演奏家Eduardo Antonello  が多種のコルネットを含めた色々な楽器で多重録音し、動画まで多重にいれたものがありました。
変というか、ちょっと気味悪いなあ、
CRUMHORN CONSORT - Al Milanese Castell´Arquato Manuscript - XVI Century Italian Renaissance Music!
https://www.youtube.com/watch?v=XFePC4vBWh0


どっちかというと、下記のフランス  ロワール河畔のブロワ城の一室でグループで演奏したもののほうが自然でいいんじゃないかなあ、と思ってます。
Renaissance Music in a Castle. Ancient Music in the Loire Valley.
https://www.youtube.com/watch?v=vxPB76pmWss

コルネットについては、日本人演奏者
笠原雅仁氏のインタビュー/解説動画があります。


posted by 山科玲児 at 05:45| Comment(0) | 2017年日記
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