2017年08月23日

フィリッピンでのIS戦争


2017年06月20日
内戦ではない侵略だ
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/180099512.html
で、フィリッピン ミンダナオ西部の町、マラウイを外国人のISが侵略し、政府軍と戦争になっている件を報じた。
これは、中東でISの教育洗脳軍事訓練を受けたマウテ家の連中(マラウイの有力者ではあるが中東帰り)と中東やチェチェンなどから流れてきた密航者:ISの残党がマラウイを占領したことに端を発する。

土着のイスラム反乱軍事組織 モロ イスラム解放戦線(Moro Islamic Liberation Front、MILF)
と侵略者ISとの戦争にも発展しているようである。これはイスラム武装組織どうしの戦争だ。

フィリピン最大のイスラム武装組織、ISに忠誠誓った分派に猛攻撃開始
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170820-00010008-afpbbnewsv-int

>南部ミンダナオ(Mindanao)島のダツサリボ(Datu Salibo)周辺
ここダツサリボ(Datu Salibo)は、マラウイからかなり離れている。
マラウイの戦いでも、2014年に政府と和解したモロ イスラム解放戦線(Moro Islamic Liberation Front、MILF)は後方支援的に政府と協力している。というか、デュテルテ大統領自身、あまり熱心じゃないようだがムスリムのようであるから、モロ イスラム解放戦線などのムスリム戦闘集団ともコネがあり、華僑系の麻薬組織撲滅のためにはミンダナオのムスリム戦闘集団とは和解していたはずだ。両方敵にするのは不可能だし、イスラム教徒が多いダヴァオの統治は不可能になるだろう。
なんか ミンダナオにはピンク=モスクって変わったモスクがあるくらいで、相当古くからイスラム教徒が多いところらしい。地元のイスラム教徒にとって、ISの侵略は大きな脅威だろうし、こうなるのは当たり前だよな。
Pink mosque to open to Muslims in Maguindanao for Ramadan  News Feature, News, The Philippine Star
http://www.philstar.com/news-feature/2014/06/27/1339711/pink-mosque-open-muslims-maguindanao-ramadan

posted by 山科玲児 at 07:54| Comment(0) | 2017年日記
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