2018年01月16日

アルテピナコテークの冊子



中野さんの、ブリューゲルの人気についての謬論を、ネットでみつけたミュンヘン アルテピナコテークの日本語解説小冊子でもみました。

Die Alte Pinakothek Munchen, Japanische Ausgabe
>ブリューゲルの作品は何世紀もの間、ルーベンスを含む多くの人々に絶賛されてきた。

これはなんとなく古い出版のようにも思います。
ミュンヘンのものや、同様の誤解を生むような欧米の記述が原因のようですね。
優れた美術館の日本語解説でも、誤りはあるものだと思いました、

そういや、パリのロッシュフォール通りにあるモロー美術館の日本語サイトが、過去にぼろぼろだったことがありましたね

   しかし、この冊子にはアルテピナコテーク所蔵のルーベンス作品の由来について、貴重な記述がありました。
Die Alte Pinakothek Munchen, Japanische Ausgabe>
1698年、マックス・エマヌエルは九万フローリンでネーデルラントの美術商 ギスベルト・ファン・コーレンから101点の絵画を購入した。ファン・コーレンがフールマン家ーフールマンはルーベンスの後妻エレーヌの姓ーとの関係を通じて、ルーベンスが私的に所有していた絵画を入手できたというのはありうることである。それらは,ルーベンスがけっして売ろうとせず、邸宅にいつも保管していたもので、エレーヌの4点の肖像画が含まれていた。家族を表したこれらの絵画は、ルーベンスの生涯の私的な部分を描いた他の絵画と並ぶすぐれたものである。

  そうか、ルーベンスの妻の実家から、まとめて買ったのか。それじゃすごいわけだよな。
  


posted by 山科玲児 at 08:38| Comment(0) | 2018年日記
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