2018年01月27日

ストスコフの静物画

Frescobaldi Moulin  Stoskopff.JPG


先日

  Yoann Moulin - Cento partite sopra Passacagli
     https://www.youtube.com/watch?v=qiDverVuLKk
のCDを注文した、、と書きました。

そのCDの表紙がイメージのとおり、17世紀ストスコフ(読み方は異論があるかもしれません)という画家の静物画からとっております。
CD表紙はもとの絵の一部で原画は
フランス東部 ストラスブールのノートルダム美術館にある


です。

Corbeilles de verre

Sébastien Stoskopff (1597-1657)

Strasbourg, 1644

Huile sur toile
52 x 63 cm
Signé et daté
Inv. MBA 1281



セバスチャン・ストスコフは、ストラスブール生まれでパリ、ヴェニスなど各地にいっておりますが、故郷でパトロンをみつけたようで、20年以上この町で暮らして、ここで逝去しています。
そのせいか、ストラスブールに何点も絵が残っているようですが、この作品が一番良いようですね。


この ストスコフ、私が初めて知ったのは、実は相当古く、故:澁澤龍彦先生の「幻想の彼方へ」(美術出版社 1976)収録の「遠近法・静物画・鏡 トロンプ・ルイユについて」というエッセイです。初出は「みずえ 昭和47年4月」。
私が自分の眼で眺めて、最も心を動かされた トロンプ・ルイユ風静物画の傑作と思われる作品は、セバスティアン・シュトスコップフの「コップのはいった籠とパイ」(ストラスブール美術館)であった。
と紹介されていたのを読み、モノクロ図版も観たのが最初です。

その絵は、

グラスの入った籠とパイ( テーマで見る世界の名画 全十巻で採用された題名に従います)
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sebastian_Stoskopff_001.jpg

です。これは、

 テーマで見る世界の名画 全十巻
の静物画の巻にも収録されています。

2点ともストラスブールにあるようですが、
カラーイメージで観る限りは、こちらよりは、前者のほうが優れているようにみえます。
どっちも実見していないので、なんともいえませんが、
後者はパイの肉の描写がおいしそうにみえないのが残念なところです。

テーマで見る世界の名画 で、より優れた写真・色合わせをした図版が出版されるでしょうから、また判断が変わるかもしれません。




posted by 山科玲児 at 09:10| Comment(0) | 2018年日記
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