司法省機密文書から、作成したメモ(これもまた機密文書)の機密が下院での決議によって解除されたものが公開されました。
http://docs.house.gov/meetings/IG/IG00/20180129/106822/ HMTG-115-IG00-20180129-SD001.pdf
Politicoというニュースサイトにも画像ででています。
Full Text Nunes Memo
「TOP SECRET ...」が消されて、UNCLASSIFIEDのゴム印が押されているのが生々しいですね。
なんと、あっというまにWikipediaに
Nunes Memo
として、解説され、画像まででてました。
精読してはいませんが、
2016年10月21日から、FBIと司法省が、トランプ陣営の選挙活動の幹部 Carter Pageの電話Emailなどの通信を盗聴傍受していた。それは、司法長官(または副長官)・FBI長官(または副長官)の承認をえていた。
盗聴の法的根拠は、FISA(Foreign Intelligence Surveillance Act), FISC(Foreign Intelligence Surveillance Court) という法律・制度にある。それは当方の粗雑な解釈では、「外国のスパイやテロリスト の嫌疑を受けたものの調査において盗聴などを許可する制度」らしい。
ロシアのスパイとみなされたわけなんでしょうが、
ロシアのスパイと疑った根拠はSteele文書と呼ばれるもので、Christopher Steeleが作成したものである。Steele文書は、民主党とクリントン陣営が16万ドル支払ったもので、Fusion DPS社とPerkins Coie法律事務所を経由している。
ウオーターゲート事件よりひどいですね。
ところで、BBC日本語版は今年の3月に
トランプ氏、オバマ氏が「盗聴」と主張重ねる 裏付けなく (21017年3月16日)
と報道していたんですが、トランプのほうが正しかったのではないかと思います。