2018年02月17日

ホーンとドルメッチ

HORNE carrica.JPG

  フィレンチェで20世紀初期に活躍していた美術商というか美術蒐集代理人  ハーバート・パーシー・ホーンHerbert Percy Horne(1864-1916)は、バロック音楽復興(古楽)運動の先駆者アーノルド・ドルメッチ(日本語wiki) の援助者でもあったようだ。

   1891年12月19日 大英博物館の裏、ブルームズベリー地区のCentury Guild Houseで開催されたドルメッチのコンサートにも出席している。1897年にイタリア王妃マルゲリータのために、イタリアでのドルメッチのコンサートを企画している。

  そのころからのドルメッチとの交際の上で、ホーンは古楽のために色々な業績があるようだ。
 クラヴィコードの発音メカニズムの解明をやったようである。そして彼自身クラヴィコードを弾いたようで、バッハの半音階的前奏曲とフーガが得意だったそうである。

   また、大英博物館や、ボローニャやフィレンチェの写本から古い音楽を収集し、ドルメッチにも送っていたようだ。 また、イタリアの古楽器ヴァイオリンやクラヴィコードをドルメッチに売ったりしていた。

   ドルメッチの友人や支援者にはウィリアム・モリスロジャー・フライジョージ・バーナード・ショーエズラ・パウンドウィリアム・バトラー・イェイツなどがいたのだから、 ホーンもまたいわゆるブルームズベリー・グループの一員だったようである。
   ドルメッチというと、昔のリコーダーのメーカー名としか憶えていない人も多いかもしれないが、開拓者には違いない。


ドルメッチ一家や友人たちとの演奏風景を撮った無声映画も残っているようである



posted by 山科玲児 at 08:06| Comment(0) | 2018年日記
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