2018年02月25日

大きな絵

memling Bathsheba.jpg




で、もう一つ気になったのは、
シュツットガルトにある  メムリンクのヌード大作「水浴のバテシバ」
が、高さ190cmという大きな作品だから、

>画面の大きさからしても公共の場におくべく意図されたとみられるからだ

という議論である。

 実は私も昔は大きな作品=教会などの公共の場、小さな作品=私的
と思っていたし、そういうことがあたることも多い。

しかしながら、あの高さ2m以上もある「快楽の園」(ボス、プラド美術館)
がヘンドリック三世のブリュッセルの宮殿にあった、、

ということを考えると、王侯貴族の場合、必ずしもそうはいえないのではないか?

とくにこういうヌードを中心とする絵画の場合は、プライヴェートな宮殿の1室にあってもいい。
当時は絵にカバーやカーテンをつけたり扉がついていて開けたときだけ鑑賞できるようになっていたりしているのが普通だったから、さして問題はなかったと思われる。




posted by 山科玲児 at 13:54| Comment(0) | 2018年日記
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