2018年04月11日

ディジョン賛

Gaspard poem.jpg


   ルイ・ベルトランの(アロイジウス・ベルトラン)の夜のガスパールは、最初のフランス散文詩集です。
  ブルゴーニュの古都ディジョンを愛したベルトランは、巻頭に ディジョン賛というべき韻文詩(散文詩ではない)をひとつ あげています。1842年初版のその部分の書面(1p全部じゃありません、部分)をあげておきます。

  翻訳は、伊吹武彦(Ibuki Takehiko)さんのものが良いと思います。平凡社 世界名詩集15  1969に収録されています。これは付録の詩篇13篇は「絞首台」だけを収録し、他は省略されています。
なんか単行本もあるようですが、みたことがないのでわかりません。
 岩波書店の及川氏訳は、全訳ですが、あまりに日常語的な翻訳で感心できません。  古いところでは、部分訳ですが、城左門(城昌幸)訳、少数の詩の訳ですが上田敏訳もあるようです。


posted by 山科玲児 at 12:49| Comment(0) | 2018年日記
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