ルーブルを訪ねたとき、前々から観たかった作品にも数々出会えたが、本当の衝撃的な発見は、
この、18世紀の画家
ラルジリエール の「手の習作」だった。
ラルジリエール の「手の習作」だった。
Nicolas de Largillière, études de main
65x53cm
1715年頃
油彩 キャンバス
D.L. 1970-11
1970年ごろ入った作品のようなので、割と新しくルーブルに入ったもののようで、古い本には出てないんだろう。なんとも、気味の悪い作品だが、インパクトがある。特にぽってりと肥満している白い手が妙にリアルで印象的だ。 またレースの袖がまた、不思議な感じで絡まっている。
65x53cm
1715年頃
油彩 キャンバス
D.L. 1970-11
1970年ごろ入った作品のようなので、割と新しくルーブルに入ったもののようで、古い本には出てないんだろう。なんとも、気味の悪い作品だが、インパクトがある。特にぽってりと肥満している白い手が妙にリアルで印象的だ。 またレースの袖がまた、不思議な感じで絡まっている。
2009年に以前使っていたブログでも紹介したが、今回、もう少し良いイメージで出しておく。これは私自身の撮影写真です。
このニコラ・ド・ラルジリエールNicolas de LARGILLIERRE (Paris, 1656 - Paris, 1746)の作品は、東京上野の西洋美術館にも1つあるので、その日本語解説を紹介する。
http://collection.nmwa.go.jp/P.1972-0002.html
http://collection.nmwa.go.jp/P.1972-0002.html
英文wikipediaの項目にも この「手の習作」は載っているので目を付けている人は多いようだ。
https://en.wikipedia.org/wiki/Nicolas_de_Largilli%C3%A8re
https://en.wikipedia.org/wiki/Nicolas_de_Largilli%C3%A8re
ただ、このwikipediaにでてる画像は黄色っぽくて、現物のあの不気味な白い肌がでていない。
とっくに有名になっているものと思っていたが、検索してもあまりでてこないので、再度あげてみました。
もうひとつ印象に残って未だに意識の底にしつこく残っているのは、ボッテチェルリのレミニのフレスコでした。 その後、これはポスターを買いました。