実押の印譜は、どうしても貴重書あつかいになってしまい、まして古いものは、美術館で1Pみるだけということになってしまう。
他のページを観るのが不可能なことが多い。
他のページを観るのが不可能なことが多い。
それで、デジタル化が期待されていたのだが、大きなコレクションをもつ東京国立博物館で
平成22−23年ごろプロジェクトを組んでやってたらしい。
その公文書がネットで公開されている。
平成22−23年ごろプロジェクトを組んでやってたらしい。
その公文書がネットで公開されている。
この文書の316-317Pに記載されている。もっとも、このPDFファイル自体が180PぐらいからはじまっているのでPDFファイルのページでは別になる。
のようであるが、とにかく古いものだけに注目したのか、同治光緒年間の金石学が成熟した時代の精緻極まる印譜のイメージがまるでない。公文書によれば、
呉式芬『双虞壷斎印存』 清・19c 758 件
陳介祺『?斎印雄』 清・咸豊1 年(1851) 2092 件
何昆玉『吉金斎古銅印譜』 清・同治元年(1862) 854 件
呉雲『二百蘭亭斎古銅印存』 清・同治元年(1862) イメージ 1502 件
陳介祺『十鐘山房印挙』 清・同治3 年(1864) 2186 件
陳介祺『?斎印雄』 清・咸豊1 年(1851) 2092 件
何昆玉『吉金斎古銅印譜』 清・同治元年(1862) 854 件
呉雲『二百蘭亭斎古銅印存』 清・同治元年(1862) イメージ 1502 件
陳介祺『十鐘山房印挙』 清・同治3 年(1864) 2186 件
も撮影デジタル化したはずなのに、データーベースには何もないのは、まことに苛立たしい。せっかく撮影したんだから、部分的抜粋でもいいから、公開してほしいものだ。
この種の古銅印譜で最大の十鐘山房印挙こそ、まっさきに公開すべきだと思うのにね。