このオルガン音楽の選集
は、各地のオルガンを聴くという意図で買ったのだが、必ずしも古楽器ではなく、最近建造したオルガンもあったので、その点では、評価は半々というところだった。
一方、刺激になったのは、古典派以降、現代までの作曲家の作品も収録されていることです。
なかでも、ベートーヴェンの自動オルガンのためのアダージョ
は、美しい曲だった。
メンデルスゾーンのオルガン ソナタ 作品No.6も、なかなか良いものでした。
シューマンのB-A-C-Hによるフーガは セバスチャン バッハに寄せるオマージュだった。ただ、あまり良い曲だとはおもわなかった。
このシューマンのB-A-C-Hによるフーガは6曲あるようだ。
このシューマンのB-A-C-Hによるフーガは6曲あるようだ。
かかし朝浩のマンガ「ムジカ」にあるように、シューマンは、平均率クラヴィーア曲集を学び。友達のメンデルスゾーンが、マタイ受難曲を再演したバッハ再興の騎手だったのでこういう曲も作ったのだろう。
また、ひょっとしたら、フーガの技法の最終曲のだい3主題がB-A-C-Hであることを知って、こういうものを作ってみようと思ったのかもしれない。
フランツ・リストのB-A-C-Hによる作品は、騒々しい感じで、あまりよく思わなかった。
そういう意味じゃ、19世紀のB-A-C-Hによる作品は、あまり成功していないのかもしれない。