2018年08月14日

十七帖 三井本

十七帖  香港 中文大学 嶽雪楼.jpg



王羲之の十七帖ってのは、王羲之の手紙を書道の手本として模写模刻して集めたもので、拓本として伝えられております。

日本では戦前から有名なのが貫名ッ翁 旧蔵の 三井本ですが、これ、現在行方不明のようですね。私も現物は観たことがありません。色々な文献や聞き書きをチェックすると、どうも第二次世界大戦以後は観た人がいないような気もします。

この拓本とほぼ同じ、たぶん同石(澤田氏 伊藤氏の論文/記事による)なのが 香港  中文大学文物館にある拓本册(イメージ)で、最近、多少図版がでまわってます。
澤田氏の論文はこちら、
伊藤滋さんのは、雑誌「墨」の十七帖特集にありました。


三井本は、「類例が他にない」「唯一」とされてきたんですが、どうもそうではないようです。

これは伝聞ですが、中国大陸で、不全本ながら、また、もう一册  発見された、とも聞いています。

こららは、むかしから宋拓  といわれてきたんですが、どうも信用できません。まあ17世紀より古いのはたしか だとは思います。



posted by 山科玲児 at 09:33| Comment(0) | 日記
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