11月に蘇軾 木石図とやらが、香港クリスティーズでオークションされるそうです。
昔から知られていたものではあるのですが、あまり良いものとも思えません。
日本語の速報 ライブドア ニュース
第一、明の雲南王府の印[黔寧王子子孫永保之]も、ちょっと疑問ですね。
まあ、商売の世界はそんなものなのでしょう。
ただ、昔は、粗悪なモノクロ図版だけみていたんですが、もっと良い写真でみることができるのは、ありがたいことです。
蘇軾の絵画とされている作品で、信用すべきものは皆無な上、見るに堪えない粗悪品が多いようです。その中でも、見るに堪えるものとしては、北京 国家博物館所蔵? らしい 瀟湘竹石図巻があげられます(イメージ)。
トウ拓(1912年2月26日−1966年5月18日)が文革前に国家に寄贈したものという、苦い歴史をもった作品です。彼は、文化大革命で迫害されて窮死しました。