Famous Organ Music from Europe (イメージ)
の第4CD には、冒頭に、
の第4CD には、冒頭に、
サラバンドとパルティータ ハ長調
J.S. Bach, Sarabanda con Partitis C-dur
BWV990
が収録されている。更に第一CDにも収録されている。
J.S. Bach, Sarabanda con Partitis C-dur
BWV990
が収録されている。更に第一CDにも収録されている。
この10CDセットはもともと寄せ集めだから、しょうがないのだが、曲自体にちょっと問題がある。
どうもバッハらしくない。
バッハの曲のなかで、代表的な名曲であり、この曲と形式が似ている
パッサカリアとフーガBWV582は、こんな感じである。
パッサカリアとフーガBWV582は、こんな感じである。
角倉一朗先生の名著 バッハ の作品目録をみたら、「バッハの真作たることが確証されていないもの」要するに疑問作になっていた。 こういう曲は、特に器楽曲には多いようで30曲以上はあるようだ。
しかも、「BWVにあがっていても、ほとんど信憑性のないものは除いた」と
書いてあるので、実はもっとあるらしい。
そうするとバッハ全集とか銘うった商品では、これらをどうあつかうか、編集者は苦労するところであろう。
そうするとバッハ全集とか銘うった商品では、これらをどうあつかうか、編集者は苦労するところであろう。
こういう疑問作や偽作は意外なほど多いようだ。
現在、しばしば演奏される、カッチーニの「アヴェマリア」に至っては、
なんと20世紀ソヴィエト・ロシアの作曲家 ヴァヴィロフの擬古作であることがまちがいないらしいのだから。
http://matsudaira-takashi.jp/analysis/vavilov/
なんと20世紀ソヴィエト・ロシアの作曲家 ヴァヴィロフの擬古作であることがまちがいないらしいのだから。
http://matsudaira-takashi.jp/analysis/vavilov/