2018年09月02日

バッハの疑問作

Famous Organ Music 10CD.JPG




Famous Organ Music from Europe (イメージ)
の第4CD には、冒頭に、
サラバンドとパルティータ  ハ長調
J.S. Bach,  Sarabanda con Partitis C-dur
BWV990
が収録されている。更に第一CDにも収録されている。
この10CDセットはもともと寄せ集めだから、しょうがないのだが、曲自体にちょっと問題がある。

どうもバッハらしくない。
他のオルガニストの演奏だが同じ曲の演奏があるので紹介しておく。
https://www.youtube.com/watch?v=b6McK0aZyIk

 バッハの曲のなかで、代表的な名曲であり、この曲と形式が似ている
パッサカリアとフーガBWV582は、こんな感じである。 

  角倉一朗先生の名著 バッハ の作品目録をみたら、「バッハの真作たることが確証されていないもの」要するに疑問作になっていた。 こういう曲は、特に器楽曲には多いようで30曲以上はあるようだ。
しかも、「BWVにあがっていても、ほとんど信憑性のないものは除いた」と
書いてあるので、実はもっとあるらしい。
  そうするとバッハ全集とか銘うった商品では、これらをどうあつかうか、編集者は苦労するところであろう。

  こういう疑問作や偽作は意外なほど多いようだ。
  現在、しばしば演奏される、カッチーニの「アヴェマリア」に至っては、
なんと20世紀ソヴィエト・ロシアの作曲家 ヴァヴィロフの擬古作であることがまちがいないらしいのだから。
http://matsudaira-takashi.jp/analysis/vavilov/
posted by 山科玲児 at 08:33| Comment(0) | 2018年日記
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