濡れた部分をなんとか正常化しました。多少傷みは残りますが読むのには問題ないようです。
で、パラパラみていたら、注釈の一部に、
>ヒエロニムス・ボッスは、父や兄の工房での仕事をずっとやっていた、という文書が発見された
というようなことが書いてありました。
もし、そうだとすると、ヒエロニムス・ボッス作品の多様性や年代の奇妙さなど、いろいろなことに影響するんですが、引用された原文献がよくわからないので、この件はペンディングです。
というより、その文章自体、この厚いカタログのどこにあったのかわからなくなってしまいました。
従来は、1481年、結婚後は独立して制作していた、というみかたをしていたんですが、違うかもしれない、とすると兄や父との共同制作などもあるだろうし、
「ヒエロニムス・ボッス」 そのもが画家名ではなく「ブランド」である可能性もでてきます。