2018年11月15日

米友仁の絵

米友仁.jpg
米法山水のご本家、米友仁の真蹟というのは実に少なく、模写や贋作や作者間違いの作品が大手を振って喧伝されているのは、情けないことである。

そのなかで、実見してがっかりしなかった、まず真蹟とおもわれる
上海博物館の瀟湘図巻のカラー影印(イメージ)を入手した。東方書店に偶然あった。
台湾の三民でも売ってるようだ。
湖北美術出版社  2013年、折り本のようになっている。ほぼ原寸。色再現はよくないが、結構まともな影印でよかった。

東京国立博物館での上海博物館展で、なんどもつくづくと観て以来、再観賞の機会がないのが残念だが、ひどく傷んでいるとはいえ、まず大丈夫なものだと思う。これにはいろいろ面白い問題があるが、それはまた後で。

実見したものでまともなものは大阪市立美術館の小品である。これもまた切り貼り損傷がひどいが
真蹟には違いないようだ。

他でよさそうなのは、メトロポリタン美術館のものかな。
台北國立故宮博物院のものは、上海のもののコピーである疑いがあるが、非常に興味深いもので、全部鑑賞する機会がほしいと思っている。

posted by 山科玲児 at 08:18| Comment(0) | 2018年日記
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