2018年11月21日

サインは印鑑よりセキュリティ弱い



  宅急便の配達の人が来て、シャチハタを出そうとしたら、「電子サインです。もうしときましたから」と言われてエッと驚いて確かめた。スマホみたいな端末に、私の字とは似ても似つかぬサインをしている。
  いくらなんでも、これはない、サインするから、とちゃんとサインした。
  しかし、勝手にサインできるなら、受け取りの認証の意味ないじゃないか。
  たぶん、電子サインがうまくやれない顧客が多かったので、業を煮やしてこういうことになったんだろうが、こりゃダメだ。

  こういうこと考えると、シャチハタでもいいから印鑑のほうが、セキュリティーが高いといえる。配達人が受取人すべての姓の印鑑を常備することは不可能だからだ。サインなら勝手にできて金目のものが入っている荷物を横領することができるだろう。

 そりゃ、あとで照合する場合は、サインのほうが確実だが、犯罪抑止という点ではサインはダメダメだろ。
 勿論、暗証番号をスマホに送っておいて、それと一致したら、授受するとか、そういうシステムも考えられるけれど、
 ますますややこしいし、高額商品授受の書留以外ではやらないだろう。

 サインの落とし穴を実感できた。

posted by 山科玲児 at 11:30| Comment(0) | 2018年日記
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