2018年12月02日

フランスの静物画

Lubin Baugin (2).JPGLubin Baugin  ss.jpg

  貧架に上のような絵葉書がある。ずいぶん昔に、ある美術館 たぶんbunkamuraかなんかで買ったものではないかと思うがよくわからない。絵自体はパリ個人蔵で、スイスのチューリッヒの出版社が制作したものである。

最近、この絵とそっくりなものが ルーブルにあることに気がついた。
Lubin Baugin(1612?- 1663 Paris)
Le Dessert de gaufrettes | Musee du Louvre | Paris


である。所蔵番号がRF1954.23だから、1954年に入ったものらしい。そうなると、個人蔵というのと矛盾する。
可能性としては、
・そっくりなものが2つある。
・絵葉書は、古い写真をもとに制作したもので、データが古かった。

のどちらかであろう。現在比較する限り細部まで一致してるようにみえるので、後者かもしれないね。

 この静物画はペーテルスなどの傑作に近い腕の冴えをみせているようなので、なんとなく気にしていた。またウィキペディアの静物画で書いたように、17世紀フランス静物画ってのは例が少なく、画家も少なく、影が薄いのからでもある。 ただ、この人、宗教画なんかも描いていたので年代がわかるのだが、ひょっとしたら宗教画描いた人と同名の別人じゃないか??  という議論が長くあったらしい。そうすると年代もあやしくなる。
 ルーブルの解説では一応、同じ人ということになっているようだ。



posted by 山科玲児 at 11:52| Comment(0) | 2018年日記
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