2018年12月05日

音楽の捧げ物の写本

Kegel Musikalisch Opfer BWV1079 (2).JPG
Recercare6 Seal.jpg

  Wikimediaに音楽の捧げ物(イメージはカーゲルの面白いCD)の六声のリチェルカーレの写本イメージがありました。  https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ricercare_a_6_from_The_Musical_Offering.jpg

  これはベルリン図書館にあるみたいなんですが、写本に押した印(イメージ)には、
    Ex Biblio??  Borgia  Be?nlinenfi
   ボルジア?? これはイタリアにあったものか?
  どうやって写本がイタリアへ渡ったんだろう?? ひょっとしたらクリスチャン・バッハの遺産なのかな??
    とか、、いろいろ夢想してみました。あるいはベルリンにいたイタリア人の蔵書とかいう顛末なんかもしれません。
  なんかね、今みてる音楽の捧げ物は、たぶん1747年の出版物をもとにしてるんじゃないかと思うんですが、こういう自筆?写本で異同あるんかなあ、、とも思います。

   「音楽の捧げ物」でも、フリードリッヒ大王が手にしたのは出版物だったのか?写本だったのか? これもまたよくわかりませんね。19世紀以降の「本の献呈」なら初版の特別用紙限定刷分にサインと献辞を入れて贈るという感じなんでしょうけどね。フランダースの犬を書いたOuidaなんかはイタリア王に献呈してるけど、そういうときはどうやったのか、ちょっとわかりません。


posted by 山科玲児 at 09:26| Comment(0) | 2018年日記
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