2018年12月05日

趙子昴の十菊図巻

趙子昴の  十菊図巻というのが、
Wikipedia英文版の 
らかにおかしいもので、古い印章は皆おかしい。

もっと噴飯なことに、
多くの学者が確実な作品として推薦している
「水村図巻」(北京故宮)が出ていない。

もうアホか。。というので、画像をとりかえることにしました。現在のヴァージョンではのっておりません。

この「趙子昴の  十菊図巻」どうも

どうも関係者がウィキペディアに無理矢理おしこんだんじゃないかな?
wikimediaの画像は、
です。

ウィキペディアの中国絵画関係の、作品例には、たまにこういう、便乗して無料でCMをやってしまおうというものが散見されるので要注意です。

サザビーズのサイト情報による限りでは、清朝以前の著録なし。安岐の墨縁い観  及び続録にも記載はありません。乾56年 石キョウ宝キュウ  続編が初出です。 また、なんと東京 大倉集古館の大倉さんのコレクションだったもので、その後、おはらいものになって
なんと、

で言及した古美術商 程氏へわたったもののようです。

この世界は狭いですね。。




posted by 山科玲児 at 10:26| Comment(0) | 2018年日記
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