ドレスデンにヴィヴァルディの楽譜写本がかなりあるということは、仄聞しているけれど、
その中身については、断片的に、この曲は「ドレスデンから発見された」とかいうような話で聞くだけで、全体がどうなっているか、なぜドレスデンにあるのかが、わかりませんでした。
ネット閲覧できる武蔵野音大の 論文があって、それでようやくわかりました。
ヴィヴァルディとドレスデン - 武蔵野音楽大学学術リポジトリ (PDF)
ヴィヴァルディ作品としてコンチェルト79 曲、ソロ・ソナタ14 曲、
シンフォニア9 曲が挙げられている(Poppe 2012: 142
約60 点の声楽曲も含まれる(Heller 2007: 91)
ヴィヴァルディ作品としてコンチェルト79 曲、ソロ・ソナタ14 曲、
シンフォニア9 曲が挙げられている(Poppe 2012: 142
約60 点の声楽曲も含まれる(Heller 2007: 91)
そうです。
ヴィヴァルディと親交があった、あるいは弟子筋にあたるピゼンデルやゼレンカ(ツェレンカ)がドレスデンへ持ち帰ったもののようですね。