2018年12月12日

ゲーデルと日本


 偉大な数学者:人類の知性知恵の限界本質にまでせまった人であったクルト・ゲーデルは、夫婦でドイツから米国へ亡命した。ユダヤ人ではなかったようだが、ナチスに追われたからである。
 ただ、ゲーデルが亡命したルートには、ちょっと不思議なところがある。日本を経由しているのだ。神戸に寄港している。どうも、シベリア鉄道→日本→米国のルートのようである。独ソ戦の前だからシベリア鉄道tおソ連通貨ビザはとれたであろう。
 そうすると、アインシュタインがゲーデル夫妻を迎えて、入国官吏局でトラブルに対応したという逸話も西海岸の港、サンフランシスコだったのだろうか?それともパナマ運河を経由して東海岸にまわったのだろうか?
いずれにしても、ソ連は、この高名な学者を確保する気はなかったようだ。

posted by 山科玲児 at 10:43| Comment(0) | 2018年日記
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