2018年12月26日

ニューヨークの「聖母マリアの夕べの祈り」


ニューヨークのTENET Vocal Artistsが、
シャルパンティエのルソン・ド・テネブルを演奏した動画をみつけましたが、
クリストフ・ルセによる優れた演奏とは見劣りがすると前、評価したことがあります。、
2017年02月08日
ルソン  ド テネブル
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/178695140.html

しかし、再度聴きかえしたんですが、それなりに頑張っているようですし、別の解釈も聴きたいと覆います。
Premiere lecon du Vendredi saint H. 105, Charpentier  TENET Vocal Artists - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=tYPMsUq8nv4

実は、このグループ
TENET Vocal Artists
http://tenet.nyc/store/
の最近の大きな仕事は、
モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」の演奏なようです。
これは動画があるんですが、かなり面白いものです。

モンテヴェルディ「聖母マリアの夕べの祈り」は、私は高く評価していて、色々なCDももっております。
福岡古楽音楽祭でも、これ、やって欲しかったなあ。ロ短調ミサじゃなくて。
この曲集で最も輝かしいマニフィカート は3つの動画に分割されてます。

ううん、かなり特色がありますね。まずピッチですが、かなり低めのようです。この曲のピッチをどうとるかということは、昔からかなり問題で、というのも楽譜通りに演奏すると高すぎて演奏できない、というので色々説があります。
ラ・ヴォーチェ・オルフィカ 杉村 泉さんの解説17回のときhttp://voce.main.jp/Keireki/13thVespro/13VesproKaisetu.htm
20回のとき:: http://voce.main.jp/Keireki/20vepro/20thprogkaisetu.htm

そのせいか、バスがとても大きく強調されているようで、異様なくらいの重低音がめだちます。
バスの人、かなり張り切ってるんだなあ。。
その一方、ソプラノがちょっと弱気になっていて見せ場でも派手にやってないですね。
まあ、「聖母マリアの夕べの祈り」では、色々な演奏解釈の変化を楽しむというところが大きいので、
新しい演奏動画が出たのは有り難いことでした。長らく鳴かず飛ばずだったアメリカの古楽もようやく元気になってきたかな。

posted by 山科玲児 at 09:21| Comment(0) | 2018年日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]