2019年01月09日

真贋に関する本

贋作者商人専門家s.jpg真贋  白崎.JPG真贋の世界  瀬木.JPG


古美術を中心とする真贋に関する本で、古いけど面白いのが、

贋作者 商人 専門家, ゼップ・シュラー 関楠生訳 河出書房新社, 1961,

 翻訳書が1961年出版なのだから、原著はもっと古い本だ。
1998年に小学館文庫で再刊されている。
現在では古くなっている記述もあるが、贋作というものについて色々考えさせられるし、巻末の「贋作についての名言集」も素晴らしい。日本・中国で行われる贋作とは少し違ったところもあるが、西洋の贋作についてはまずこの本を読むのが良いと思う。

科学の観点から、フレミング法を発明したフレミング博士の本もある

美術品の真贋―その科学的鑑定 (1980年)1980/4  S.J.フレミング、 妹尾 学

日本美術関係のものでは、
白崎 秀雄 (著),  真贋―美と欲望の11章 , 講談社 (1968)
がわりと面白かった。いろんな間違いや、多少の偏見はあるが、、

一方、なんでも鑑定団でも活躍した瀬木氏の本は、あまり面白くなかった。
瀬木 慎一 ,  真贋の世界 美術裏面史 贋作の事件簿,  河出書房新社, 2017

 瀬木氏も逝去されているが、鑑定団の中島氏も高齢ということもあり、曜変天目事件以来、いろいろ批判されているようだから、長女の森氏に譲って引退すればいいのに、、と思っている。引退出来ない事情でもあるのだろうか。 大きな金額だと依頼者の人生まで変えてしまうこともあるのだから、八十歳になっているのだし引退されるのがよいとおもうけどなあ、、もうTV局に忖度して十分稼いだでしょうにね。


posted by 山科玲児 at 09:53| Comment(0) | 日記
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