2019年01月19日

インドにある中国風壁画

ladies in garden 西域.JPG

これは、オーレル・スタインがトルファンで発掘した

絹地壁画だが、インドのニューデリーの博物館にあるせいか、あまり、注意されない。図版のイメージの原高は35cmぐらいだそうだ。

トルファンの壁画が中華人民共和国で発掘されていて、そればかりがクローズアップされるというのも奇妙なことだと思っている。 確かに優れたものも多いのだが、先行業績ガン無視というのもどうなんだろう。この種の樹下美人の様式を 米沢氏は 「周古言」という画家にあてるという仮説を提唱している。

最近ニューデリーの博物館のサイトで、これらしい、写真紹介があるのをみつけたので、紹介したくなった。 同じものなのか一連のものの一部なのかはよくわからない。
National Museum  New Delhi
Ladies in a garden  7th - 8th Century A.D.

イメージ・ソース  米沢、中国の美人画、1958、平凡社、東京
posted by 山科玲児 at 10:04| Comment(0) | 日記
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