これは、オーレル・スタインがトルファンで発掘した
絹地壁画だが、インドのニューデリーの博物館にあるせいか、あまり、注意されない。図版のイメージの原高は35cmぐらいだそうだ。
トルファンの壁画が中華人民共和国で発掘されていて、そればかりがクローズアップされるというのも奇妙なことだと思っている。 確かに優れたものも多いのだが、先行業績ガン無視というのもどうなんだろう。この種の樹下美人の様式を 米沢氏は 「周古言」という画家にあてるという仮説を提唱している。
最近ニューデリーの博物館のサイトで、これらしい、写真紹介があるのをみつけたので、紹介したくなった。 同じものなのか一連のものの一部なのかはよくわからない。
National Museum New Delhi
Ladies in a garden 7th - 8th Century A.D.
イメージ・ソース 米沢、中国の美人画、1958、平凡社、東京