今回は、天気に恵まれて、雪での飛行機の欠航・遅延がなかったので、とてもありがたかった。
【公式】特別展「顔真卿―王羲之を超えた名筆」
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1925
の 他の話題を断片的に列挙しますね。
事前に以下のようにコメントしたことについて事後にコメントしておきます
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/185282404.html
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/185291103.html
朝にさらっと観た黄絹蘭亭ですが、
黄絹蘭亭 台北故宮
https://theme.npm.edu.tw/exh102/calligraphy10210/ja/photo02.html
台北で観たときよりずっと字が大きいように感じました。なんで台北で小さいと思ったのかなあ。 まあ、古さはありますねえ。これについてこの後についてる長大な跋尾が全部この際公開されています。こんなに長く台北で公開されたことはないかもしれません。末尾にはなんと内藤湖南の跋があります。そういやもとは大阪の斉藤氏にあったものです。でもね、王世貞以降はなんか古くないような真新しいような感じがします。まあ、保存がいいだけでしょう。きのせいきのせい。。
書道博物館の顔真卿の建中告身ですが、蔡襄の跋は、紙質が全然違うんですねえ。。。この建中告身の箱は乾驫のもので、ものすごく凝ってるんですが、右に箱が展示されてました。しかし、考えてみると、台北故宮なんかの名画名跡のすごい箱ってあまりみたことがないなあ、、全部あるはずなんですけどねえ。重慶にいくとき捨てたのかなあ。。
【公式】特別展「顔真卿―王羲之を超えた名筆」
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1925
の 他の話題を断片的に列挙しますね。
事前に以下のようにコメントしたことについて事後にコメントしておきます
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/185282404.html
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/185291103.html
朝にさらっと観た黄絹蘭亭ですが、
黄絹蘭亭 台北故宮
https://theme.npm.edu.tw/exh102/calligraphy10210/ja/photo02.html
台北で観たときよりずっと字が大きいように感じました。なんで台北で小さいと思ったのかなあ。 まあ、古さはありますねえ。これについてこの後についてる長大な跋尾が全部この際公開されています。こんなに長く台北で公開されたことはないかもしれません。末尾にはなんと内藤湖南の跋があります。そういやもとは大阪の斉藤氏にあったものです。でもね、王世貞以降はなんか古くないような真新しいような感じがします。まあ、保存がいいだけでしょう。きのせいきのせい。。
書道博物館の顔真卿の建中告身ですが、蔡襄の跋は、紙質が全然違うんですねえ。。。この建中告身の箱は乾驫のもので、ものすごく凝ってるんですが、右に箱が展示されてました。しかし、考えてみると、台北故宮なんかの名画名跡のすごい箱ってあまりみたことがないなあ、、全部あるはずなんですけどねえ。重慶にいくとき捨てたのかなあ。。
懐素の草書千字文 これも前後の部分を鑑賞できたのは初めてだったかもしれません。瞠目するのは、徽宗皇帝の「内府図書之印」を押してる紙が怖ろしく上質な輝く白の紙であることです。これ澄心堂紙じゃないかな。
顔真卿の争座位帖の拓本は、書道博物館がもってる数本のもののうち一番古いものを借りてきてます。これを大きく開いたのはなかなか珍しい機会かもしれません。書道博物館では1開だけだからなあ。東京国立博物館にも高島コレクションの古拓もあるし三井にもあるんですが、古さでは、やはりこれかなあ。。董其昌という変な隷書の題がありますが、これはどこまで信頼できるかはぎもん。まあ、東博のもこちらもかなり補墨がありますがそれはどれもそうです。
顔真卿の少し先輩の李北海の李思訓碑の拓本が香港の中文大学から来てます。呉榮光の旧蔵本で、とても豪華絢爛な装幀が施されています。でも、中身の質は、三井から借りた 項墨林本のほうが生彩があると思いました。
臨川の四寶って、実は「孟法師碑」以外は、たいしたものじゃないんじゃないか?と前々から感じてましたが、やはりね。善才寺碑【ぜんさいじひ】(宋拓孤本)なんか珍しいだけで書法として面白いとこないもんな。啓法寺碑も、みて面白いのかなあ?と疑問でした。なかなか観ることできないものだから有り難かったんですけどね。
京都の藤井有リン館からの黄山谷の「李白憶旧遊詩巻」は黄山谷の草書としてはやはり世界一だと思います。
大阪市立の安倍コレクション::李白仙詩巻 は紙がみごとなどで、斜めからみたら多少模様がみえました。