書道博物館の展覧
台東区立書道博物館企画展
王羲之書法の残影ー唐時代への道程ー 3月3日まで
http://www.taitocity.net/zaidan/shodou/oshirase/news/1246/
については、韓珠船本があまりあけてなくてがっかりした始末を書いたが、決してダメな展示ではない。
なんといっても、入ってすぐの第一室正面の大きなケースにかかっているエイ鶴銘がよい。これは清末の高官・大収集家であった端方旧蔵の拓本掛け軸で、周りには端方周辺の人々の跋文が多数ついている。孫星エン、楊守敬、張之洞、莫友シなど多数あり、端方以前だが、翁方綱、阮元の題記まである。水拓本と題されているが、水拓本とはいえないように思ったが、上品で丁寧に採った、あまりいじって補墨した部分はないような拓本で、日本にある拓では最良のほうだと思った。エイ鶴銘の拓本は墨の塊のような拓本といえるかどうか疑いたくなるようなひどいものが多いので貴重である。
REF. 書譜出版社 香港 1979年第3期 総第28期、エイ鶴銘特集号
王羲之書法の残影ー唐時代への道程ー 3月3日まで
http://www.taitocity.net/zaidan/shodou/oshirase/news/1246/
については、韓珠船本があまりあけてなくてがっかりした始末を書いたが、決してダメな展示ではない。
なんといっても、入ってすぐの第一室正面の大きなケースにかかっているエイ鶴銘がよい。これは清末の高官・大収集家であった端方旧蔵の拓本掛け軸で、周りには端方周辺の人々の跋文が多数ついている。孫星エン、楊守敬、張之洞、莫友シなど多数あり、端方以前だが、翁方綱、阮元の題記まである。水拓本と題されているが、水拓本とはいえないように思ったが、上品で丁寧に採った、あまりいじって補墨した部分はないような拓本で、日本にある拓では最良のほうだと思った。エイ鶴銘の拓本は墨の塊のような拓本といえるかどうか疑いたくなるようなひどいものが多いので貴重である。
REF. 書譜出版社 香港 1979年第3期 総第28期、エイ鶴銘特集号