2019年02月25日

百代の過客 日記に見る日本人

逝去されたドナルド・キーン氏の作品としては、
百代の過客 日記に見る日本人
が一番、オリジナリティがあると思う。これには、続編もあって、幕末明治の日記(森鴎外、正岡子規など)も批評している。奇妙なことに朝日選書が最初の刊行なのに、朝日からは賞をもらっていない。

普通の日本人の古典文学愛好家でも、更級日記と奥の細道を中心とした芭蕉の紀行文、蜻蛉日記(翻訳)十六夜日記ぐらいは読むだろうし、「とわずがたり」は話題性があるので一応覗くかもしれない。和泉式部日記や紫式部日記ぐらいはまあなんとか。しかし、讃岐典侍日記あたりになると名前しってるだけ、ましてそれ以降の鎌倉室町などの日記は名前すら知らないというのが普通だろう。
ドナルド・キーン氏の「百代の過客 日記に見る日本人」によって、新しい世界を知った人も少なくないのではなかろうか。

神奈川の図書館の司書のかたのブログ
『百代の過客』ドナルド・キーン著
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/recommend/?p=1575
posted by 山科玲児 at 08:22| Comment(0) | 日記
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