2019年03月05日

サラチェーニの下宿人とジョルジュ・ド・ラトゥール

Saraceni Peter.jpg



  一昨日、あげた
  2019年03月02日
  サラチェーニの下宿人
      http://reijiyamashina.sblo.jp/article/185645068.html
  なんですが、ジョルジュ・ド・ラトゥールとの関係についてだけで記憶しております。私はアイルランドの 聖ペテロの否認(否定)(イメージ)を観たとき、一目でラトゥールだと思ったんですが、ラベルみたら違ったという経験があります。それで、もしイタリアで修行・画家業をやってる人ならラトゥールと関係あるだろうな、と思い、長く憶えておりました。
  
  2018年、オークションで、「聖ペテロの否認」のみなれないヴァージョンがでたの知ったのをきっかけにして、ネット解説をいろいろ見ました。
 このロベルト・ロンギが「サラチェーニの下宿人」というあだ名で名付けた「画家」の正体として、なんとジョルジュ・ド・ラトゥール自身という意見も昔あったそうです(ワシントン・ナショナルギャラリーの解説の中で言及)。確かにジョルジュ・ド・ラトゥールのイタリア修行というのは、昔から議論されてきた問題ですが、確かにそういう設定もありか??

  ただ、現在では、その説は、人気がないようですね。
  ただ、有力候補のJean Leclerc (1587/8-1633)はナンシー出身なんだそうで、ナンシーといえばラトゥールと凄く関係のあるところです。そうなると、ラトゥールとローマのカラヴァッジョ派とのミッシング・リンクとして有力な要素になりそうですね。、

  ワシントン・ナショナル・ギャラリーのサイトの解説が英語なので、まあ、読みやすい。
      https://www.nga.gov/collection/artist-info.15456.html#biography
  一方、Web Galler of Artの英語解説も良いのですが、ワシントン・ナショナルギャラリーの解説とはかなり意見に相違があります。これとプラド美術館の解説、かなり似てるようです。
      https://www.wga.hu/bio_m/p/pensiona/biograph.html

  ちょっと不思議なのは、こういう名前のわからない「XXXのマスター」なんかの場合、よくわからない絵の画家として無理矢理結びつけられることがあって、オークションなんかにも結構、あやしいのがでたりするんですが、「サラチェーニの下宿人」については思ったよりは少ないようです。最初にロベルト・ロンギがあげたのが四点、そのあとワシントン・ナショナルギャラリーの静物画が一点、海鮮を食べる少年の絵が一点(これはどうなのかなあ??)、ただし「聖ペテロの否認」は追加で三点も。。これで9点です。
 ただ、ワシントン・ナショナルギャラリーの解説では12点があるという話です。


posted by 山科玲児 at 08:27| Comment(0) | 日記
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