橋下徹氏が、沖縄について「一国2制度」とか「中国に沖縄の港を使わせる」とか、暴論を書いた本を出版して、沖縄の人から批判されると、、
橋下徹Twitter>僕の手段は、かなりクレバーな人が相当勉強しないと理解できないだろう。 ..
とか開き直っている。
この「クレバー」というのは、橋下徹が意図したかどうかはわからないが、なかなか意味深い単語だと思う。
「ワイズwise」と違って「クレバー clever」である。
このブログ読者諸賢にとっては煩わしい蛇足かもしれないが、「クレバー」ってのは、英語では「狡猾」「生き馬の目を抜く」「アイディア・マン」「ずる賢い」「のみこみが早い」「小器用」「多少の不正直をやっても利益をえる」、皮肉な使い方で「馬鹿」という意味である。念のためロングマン英英辞典で調べておいた。
Ref. Longman Dictionary of Contemporary English, 2003
Ref. Longman Dictionary of Contemporary English, 2003
そういう、頭の回転は速いが、卑劣で狡猾な人物でないと橋下徹の政策は理解できないようだ。
実は、英和辞典はみていないが、ニュアンスは間違っていないだろう。ここ20年は英英とシソーラス(類語反語辞典 Rogetの古典的な本)で事足りていて、英和はポケット版をもっているだけで、それもほとんど使わないので埃まみれになっている。
橋下徹という危険人物については、下記のように、既に書いておいた。