2019年04月17日

田中角栄がもらった楚辞集注


毛沢東評点二十四史 木口.jpg




 1972年に、中華人民共和国成立以後最初に北京を訪ねた日本国内閣総理大臣  田中角栄が毛沢東からもらったのは、漢籍の「楚辞集注」だったということは、当時、話題になった。 
しかし、それがどういうものだったのか?ということは報道されなかったと思う。私は、漠然と、宋元版は無理にしても、古版の本を贈ったのかなあ?と思っていたら、実は違いました。

広陵古籍刻印社が出版した  楚辞集注  宋 端平刊行 本の再刊なんだそうです。一応、木版印刷のようです。

人民中国のサイト
•中国伝統の技
江蘇省揚州市 伝承の古籍復刻技術 世界文化遺産に登録広陵古籍刻印社

>1972年、毛沢東主席が田中角栄首相に贈った『楚辞集注』は、広陵古籍刻印社の製作したものである。
だそうです。

なんか、なあんだ。と思ったものです。どうも、当時、読売新聞社がやっぱりこの複製本を輸入して箱に入れて日本で売ったことがあるようですね。

こういうのを観ると、外交官や政治家が贈答されるものって、古美術的観点からはあまり面白い物はないんだなあ。と思ったものです。

ちなみに、広陵古籍刻印社が出版したものに、

毛沢東評点二十四史 精華解析 4函24冊 1999 線装本 揚州広陵古籍刻印社印 (イメージ)

もあります。毛沢東評点 というのが不気味なんですけどね。。

posted by 山科玲児 at 09:45| Comment(0) | 日記
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