大阪市立東洋陶磁美術館の文房四宝展で、なんか古代というか、新石器時代の玉斧がでてたそうですが、こういうのは文房四宝展示にふさわしいのかな?
まあ、文房飾りの一つということでしたが、そういうものなのかな??
と不審に思いました。
イメージは、別の玉斧の写真です。
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本日、二度目の「文房四宝展」に行ってきました。
ご助言の通り、P社の双眼鏡がとても鑑賞の役に立ちました。
玉斧ですが、三階から二階に降りた最初の部屋にありました。
この部屋には実に不思議な統一感があって、私の上をゆく今回で三度目という若者が
「この部屋がいちばん好きなんです」と言っていました。
ホールの北魏の石彫の拓本や、階段下の安宅コレクション唯一の青銅器とも呼応して、
いかにも中国趣味という感じがします。
同じ部屋に飾られている清朝の唐木の台に乗った鈞窯の盤や茶葉末の壷など(以上全て文房四宝では無い)とともに、
展覧会の副題にある「清閑」を体現する素敵な空間になっていると思いました。
山科様は私とは違うご感想をお持ちなのですね。
ちなみに上のイメージの玉斧とは全く緊張感が違うものと思いますが・・・。
私はあの玉斧のある部屋で明の椅子にでも座って、上等な獅峰龍井の新茶を飲みながらまったりしたいです。
ただ、あの玉斧も含めて、実見しているものは多いと思います。文房四宝ではなくて中国趣味の鑑賞空間になっているのなら、納得ですね。
拓本がかかっていたっそうですが、龍門石窟にあった帝后礼仏図浮き彫りだったでしょうか?? 昔、大阪市立東洋陶磁美術館で鑑賞しました。あの拓本はとても良いし、大きいので普通の家では観賞が難しいので、ああいうところにかけてくれると有り難いと思います。
>屁の河童さん
>山科様は私とは違うご感想をお持ちなのですね。
同じホールに飾られた硯の拓本とも良い感じで調和しています。
いままでに何度か見ている鈞窯の盤も、台に乗っているのを見たのは初めてです。
清朝の教養人の美意識では、手の込んだ飾台が必要だったのかもしれません。
思い込みかもしれませんが、近来まれにみる濃厚な中国趣味を味わえる展覧会だと思います。
最後の印材の部屋は衝撃的でした。
一部分でも良いので常設で展示してほしいです。
この帝后礼仏図については、一年前に、こういう記事を書きました。皇后禮佛図の真と偽
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/183377252.html
>屁の河童さん
>
>拓本は帝后礼仏図です。
>同じホールに飾られた硯の拓本とも良い感じで調和しています。
>。