2019年05月11日

初来日フェルメールはドレスデンの画

藝術新潮1974OCT.JPG


2019年05月09日
ドレスデンのフェルメールの変貌

でとりあげたドレスデン美術館の美しいフェルメール「窓辺で手紙を読む女」は、日本に最初に来たフェルメールの絵画でしたんですが、そのことは、あまり知られていませんね。

国立西洋美術館 ヨーロッパ絵画名作展:ドイツ民主共和国ドレスデン国立美術館(アルテ・マイスター絵画館)所蔵 1974.09.21-1974.11.24

京都国立博物館 ヨーロッパ絵画名作展:ドイツ民主共和国ドレスデン国立美術館(アルテ・マイスター絵画館)所蔵 1974.12.03-1975.01

それを掲載した、
藝術新潮 1974年10月号の口絵をイメージにします。
ところが、解説は極めて少なく、たった56字しかありません。
「オランダではわが国ではじめて見るフェルメールらしいフェルメール『窓辺で手紙を読む娘』(口絵原色版)で満足しよう。」
たったこれだけ。
この裏の頁は1頁全部画家マーク・ロスコの解説のことを考えると,当時はフェルメールのことを書ける書き手がいなかったんだろうね。
posted by 山科玲児 at 05:33| Comment(0) | 日記
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