2019年06月06日

米国で北宋画を発見したのか?

Orientations Pen 長沙易元吉.jpgPen detail.jpg




2019年05月26日 この印はないだろう?
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/186050343.html

で、バーンハート教授がフリーアの倉庫から花鳥画をクローズアップした先例には
ペンシルバニア大学美術館での「発見」がある。

ペンシルバニア大学のサイト
https://www.penn.museum/collections/object_images.php?irn=218800#image3

19年前にロドリック・ウィットフィールド教授が  ペンシルバニア大学美術館で興味深い中国画をみつけたことから(ref)、米国の美術館の倉庫に、何か眠っている作品がないかと調べ直す機運が高まったようである。

ウィクフィールド教授がみつけたのは、
前面の岩に「長沙易元吉」というサイン(上イメージ)が書いてある絵画なんだが、
果たして、北宋時代後期の画家本人のサインなのかどうかは、よくわからない。

ただ、易元吉は猿の絵画で有名で、猿の絵画を無闇に彼の作品にしてしまうという傾向はあった。例えば、大阪市立美術館にある下記の絵がそうで、これは元時代に「易元吉の絵」と推定され、清朝宮廷でもそうみなされていた。実際にはわからない。
  そういう意味では「猿の絵」ではないもので「長沙易元吉」というサインがある絵という意味では、少しは信頼性があるのかもしれないが、どうなのかなあ。なお宣和画譜には、「猿の絵」ではない易元吉の花鳥画も多数収録されている。


ref Orientations Vol 32 No.2 feb  2001

大阪 聚猿図巻 (2).JPG
posted by 山科玲児 at 08:19| Comment(0) | 日記
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