2019年07月10日

クリヴェッリの受胎告知について

The_Annunciation_Crivelli.jpg


来年のロンドン・ナショナルギャラリー展
https://artexhibition.jp/london2020/

ででる

カルロ・クリヴェッリ
《聖エミディウスを伴う受胎告知》(イメージ  207 x 146.7 cm)
https://www.nationalgallery.org.uk/paintings/carlo-crivelli-the-annunciation-with-saint-emidius
ですが、最近つまみ読みした文献(Ref)によると、


 聖エミディウスの顔、大天使ガブリエルの左手がひどく損傷、そして聖母の顔もいくらか損傷。また、各所に弱くなっ

ているところがある。しかし、大体保存が良いほう。


どうも、この損傷後の修理のため
聖母の尊顔があまりにも生真面目で、聖エミディオの尊顔もそれほど魅力がないのだろう。




TESTIの説: ブレラには別のの受胎告知もあって、交換にだされたのはそっちのほうだという説(Testi,  Storia della Pittora veneziana. 1915)もあるが、それには、Daviesは反駁している(REF)。

カーペットが二階からぶらさがるという構図は先例がある 
ドレスデン アントネッロ  メッシーナの聖セバスチャン
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Antonello_da_Messina_-_St._Sebastian_-_Google_Art_Project.jpg


REF.  
Martin Davies, The Earlier Italian schools.
National Gallery (Great Britain)
 623 p. ; 25 cm.
 Publications Dept. National Gallery, London,  1961.
posted by 山科玲児 at 11:07| Comment(0) | 日記
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