2019年07月20日

本当にキャンバス画?【補正あり】

Paolo_Uccello NG London.jpg



来年のロンドン・ナショナルギャラリー展
https://artexhibition.jp/london2020/

ででる
パオロ・ウッチェロ
《聖ゲオルギウスと竜》1470年頃、油彩・カンヴァス

なんですが、ロンドン・ナショナルギャラリーにある最古の油彩キャンバス画なんだそうです。【「油彩」を加えました。テンペラならもっと古い例がありそうだから】
でも、現在キャンバスにのっているからといって、もともとキャンバスに描いたかどうかは考えなければいけません。
板に描いた絵から絵を剥がしとって、キャンバスに移すことがあるからです。

前、紹介したMartin Davies, The Earlier Italian schools.(Ref)
によると、「板からキャンバスに移したという理由はなにもない」と書いてありました。


REF.  
Martin Davies, The Earlier Italian schools.
National Gallery (Great Britain)
 623 p. ; 25 cm.
 Publications Dept. National Gallery, London,  1961.
posted by 山科玲児 at 07:39| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
典拠を確認したわけではないので、確実とは言えませんが、この作品はDonato de' Bardiの「キリスト磔刑図」の次に古い、現存するキャンバスに油彩で描かれた作品ということになっているそうです。(参考:Corrado Maltese, I supporti nelle arti pittoriche, Milano, Mursia, 1990, p. 58.)
Posted by fontana at 2019年07月20日 12:15
>fontana  様

コメントありがとうございました。

気がついたのですが、テンペラならもっと古い例がありそうですので、油彩をつけくわえました。

Posted by 山科玲児 at 2019年07月20日 14:33
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