2019年07月21日

国宝・重文 147件 行方不明

太刀 包永 静嘉堂.JPG香薬師July 1932.JPG


国宝・重文の所在確認が難航  なお147件不明、文化庁
https://this.kiji.is/523778445429736545

2019/7/16の、「あの」共同通信のニュースですが、まあこういうニュースでは嘘はないでしょう。

実際、
盗難を含む所在不明に関する情報提供について〜取り戻そう!みんなの文化財〜  文化庁
http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/tounan/index.html

と文化庁自身が発表しております。

官僚は、自分のとこの問題を隠したがるものですが、文部科学省から前川喜平のような次官が追放されたから、文化庁も少しはましになったのかな。

こうみてみると、刀剣が多いようですね。この刀剣の図版は1955年ごろ出版された国宝図録からとったものかもしれません。国宝図録第三集から静嘉堂所蔵 太刀 包永の図版をあげてみますね。形式がそっくりです。
 また、文字を入れた天目茶碗も行方不明になっているんだなあ??  なんか昔、観たような観ないような、ちょっと記憶が定かではない面白い作品です。
  佐竹本三十六歌仙でも素性法師、朝忠  が行方不明になっています。ただ、NHK取材班が昭和59年に出版した「秘宝  三十六歌仙の流転」ではカラー図版がでていますから、そのころは、まだ存在はしていたはずです。

 一方、古い盗難で有名なものに、新薬師寺の香薬師 があげてあります。これについては、

2016年11月18日  香薬師像の背中
http://reijiyamashina.sblo.jp/article/177717387.html

で背中の写真をあげましたが、もう少しフォトリタッチして、イメージをあげてみます。

これは、飛鳥園の東洋美術 1932年7月号にのっているものなのです。


posted by 山科玲児 at 08:23| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
刀の行方不明が多いですね。

鴻池家伝来の飛青磁と同手のものが重文であったんですね。まったく知りませんでした。中国陶磁器だと人知れず中国に流出している可能性がありますね。
Posted by 名無し at 2019年07月21日 16:24
コメントありがとうございました。

>中国陶磁器だと人知れず中国に流出している可能性がありますね。

サザビーズ香港今年4月のLot103に
http://www.sothebys.com/en/auctions/ecatalogue/2019/six-treasures-from-an-important-private-collection-hk0871/lot.103.html
釉色が劣る??ような類品がでてましたが、落札されていないので、こういうのは、現代中国人好みではないのでしょう。
Posted by 山科玲児 at 2019年07月22日 04:14
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