2019年08月18日

好太王碑 改竄説の評価

書品 100 好太王 (2).JPG

  在日朝鮮人のち韓国籍取得の故:李進煕教授(最後は、和光大学名誉教授)が1972年ごろに提起した、改竄説は間違いだったことは確定している。中国で酒勾以前の拓本と記録が発見されて意図的改竄はないことが明らかになったからだ。写し間違いはあったかもしれないが。。

 韓国では、未だに盲信している人もいるようである。
https://japanese.joins.com/article/554/219554.html?servcode=100&sectcode=120

  しかし、最近、東大の人が書いたもので、
広開土王碑の拓本
 http://www.l.u-tokyo.ac.jp/digitalarchive/collection/saotome_masahiro.html
>その後の研究により、この「改竄説」は否定されることとなったが、李進熙氏の提起は、酒匂本のみを頼りに碑文研究をしてきた学界に大きな反省を促した。


となっているが、奇妙な評価だと思う。嘘で研究を混乱させた、と非難しないのはおかしい。

 なぜなら、 水谷悌二郎「好太王碑考、 「書品」100号、東洋書道協会、一九五九年六月、123〜173頁).
というように、改竄説がでる13年も前に9点の拓本を研究した詳細な研究がでている(イメージ)からである。

 とすると、2つの結論のどちらかが論理的に導かれる。

  @「酒匂本のみを頼りに碑文研究をしてきた学界に大きな反省を促した。」というのが間違いである。
 A当時の学会は勉強不足の無能な学者か、社会主義者で北朝鮮に媚びたイデオロギー優先の学者しかいなかった。

 なお、最近「好太王」と云う名前がよくないという意見を言う人もいるが、1946年に慶州の新羅古墳から発掘された青銅容器の底に下のような銘文があるのだから、よいのではなかろうか。
好太王壺イ.JPG
posted by 山科玲児 at 11:13| Comment(0) | 日記
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