2019年09月14日

レオナルドのレダ

Leonardo Leda.jpg


オークション会社 サザビーズの動画を2,3観ていたら、英国のチャットワースのデヴォンシャー侯爵の邸宅ならびに素描コレクション 紹介の動画があった。おそらく売り立てなどを前提にした宣伝なのだろう。

 そのなかの目玉は、レオナルドの素描レダである。しかし、デヴォンシャー侯爵の豪華な部屋や広大な庭はすごいね。
Treasures from Chatsworth, Presented by Huntsman - Ep. 3: Da Vinci's Drawing of Leda and the Swan - YouTube

関連動画
Treasures from Chatsworth: The Exhibition | Art Auction & Sales | Sotheby's

ところが、この素描と似たものがロッテルダムのボイマンスにあって(イメージ)、こちらのほうがよく知られているかもしれない。

2つともレオナルドのカタログ・レゾネには掲載されていて同等の評価のようであるが、当方はボイマンスのほうが少し良いか?という感じている。この素描は、ケーニッヒ・コレクションがまとめてボイマンスに入ったときにその目玉として名品選集図録(1952, ref)の表紙になったものである。このケーニッヒ・コレクションのラインアップは、なんとなくデヴォンシャー侯爵の素描コレクションとよく似ているところが面白い。おそらくある時代に流行だったコレクションの設計図「これとこれとこれが優れた素描であり、こういうものを集めないといけない」という鳥瞰図を共有しているのだろう。日本の手鑑で古筆収集のガイドラインをしめしているようなのと似た現象が欧州にもあったのだろうか。、

ref and image source  Collection Koenig musee boymans , Dessins de Pisanello a Cezanne, Art et Style 23, Paris, 1952
posted by 山科玲児 at 09:42| Comment(0) | 日記
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