2019年09月26日

トーマス・クック破産 と 中国




英旅行大手トーマス・クック、破産申請 旅行者15万人の帰国作戦が開始

https://www.bbc.com/japanese/49792020

筆頭株主は中国資本  復星集団でした。

これは、海外資産を買い漁った中国マネーが逆流しているためだと思います。つまり、海外資産を売却してドルなどの外貨に替えているということです。中華人民共和国内がドル不足のため、北京政府から大企業にも「外貨を中国内にもってこい」という指令がでているのでしょう。ドイツ銀行の筆頭株主であった海航集団(HNAグループ)も殆ど売却してしまっていて、往事の一〇分の一以下になっていて、筆頭株主ではなくなっています。

  これ以上の投資はまかりならぬ。むしろ投資を回収して外貨を中国にもってこい、という北京政府+復星集団の方針なのではないか?と思います。そりゃ筆頭株主なら、配当や取締役報酬や、会社の金を背任すれすれで使えるのはカルロス・ゴーンのケースでみた通りです。しかし、そういう利得を超えて、切迫して現金や現金化できる資産が欲しいという事情があったのではないかと思います。
  また、これは推測にしか過ぎませんが、トーマス・クックは二十数台の旅客機を初めとした資産をもっています。英国の破産法・会社更生法は知りませんが、株式は紙屑になったとしても筆頭株主としての権利はあるでしょうし、復星集団はトーマス・クックに金を貸していた債権者でもあったでしょうから、そういう資産を差し押さえることができるはずですしね。トーマス・クックのような古い会社の場合、借金はともかく内部の資産が大きいことが多いので、そういうものをめあてにして倒産させたという疑惑も感じます。筆頭債権者として、資産の大きな部分を我が物にできるからです。いうまでもないことですが、いくら巨大な資産をもっていても、目先の現金がなければ倒産します。それを悪用する、潰してもうける というビジネスがあるくらいです。

 ハウステンボスも、うっかりのっていたら、当然、破産させられたでしょうね。



posted by 山科玲児 at 06:32| Comment(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]