2019年09月30日

新発見とイデオロギー

大絶滅時代とパンゲア.jpg

グレタさん演説全文 「裏切るなら絶対に許さない」涙の訴え
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190924/k10012095931000.html?__from=mixi
グレタさん>私たちは、大量絶滅の始まりにいるのです。
のバックに、どうも新たな、「世界の終わり・千年王国信仰」の危険な香りを嗅ぎ取ったので、少し調べてみました。
前、紹介した、海で二酸化炭素が飽和し、大量絶滅へ向けた転換期に達しつつあるという研究報告(米研究)
https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52276963/
このMITの地質学者ダニエル・ロスマン教授 のような、論調が、新たな 地球温暖化危機を叫び立てる理論的バックになっているのかな? と感じたものですから。
 これは、P-T境界(ペルム紀ー三畳紀)の大絶滅のような事態を人類が起こそうとしている、と脅かしているんですね。
 そういう臭いを感じたことと、実際のとこ議論百出でなんだかわからない状態のはずのP-T境界問題に関して、新しい情報を得たいと思い、この本を借りてきました。

大絶滅時代とパンゲア超大陸: 絶滅と進化の8000万年  – 2016/2/25
ポール・B. ウィグナル (著), 原書房
 原著::  Paul B. Wignall, The Worst  of Times   Princeton University Press (September 29, 2015)
  いやあ、読みにくい本ですね。ストーリーをあまりつくらず、新発見を列挙しては、論評するような感じなので、わかりにくいのです。ただ、わかるのは、著者が超大規模火山による地球の温暖化によって大絶滅が起こったと信じ込んで居ることで、繰り返し繰り返しそれがでるのでうるさい限り。同じ原因で「核の冬」が起きて大絶滅した、という意見もあったようだし。昔は大規模な氷河時代のため絶滅したと聞いた憶えもあったんですけどね。
  このイデオロギーのためか、もはや定説化したはずの「恐竜絶滅の隕石落下原因説」にも疑問を呈しておられ、火山爆発原因にしたいそうです。
 新しい発見や分析が多数入っているので、ありがたいのですが、論理が通らないので混乱するばかりです。
  どうも、そういうイデオロギーを信じ込んでいるのか、研究費や大学の地位のために、こういう信仰告白を繰り返ししなければならないのか、疑問におもいました。それにしても、この日本語版の表紙、なんで恐竜の絵なんでしょうあkね。殆ど関係ないのにね。
  実証的な発見を多数知ることができるという点では有用な本でした。
思わず外国のサイトにも下記コメントを書いてしまったぐらいです。英語で書くと考えがまとまりやすいこともありますね。
    This book offers many new paleobiological/geological descoveries for decades years. But this problem(P-T) has been controversy. Dtr. Wignall cannot make the logical solution. He insists and repeats the single solution without process. He also wants to refuse the Alvarez Theory for the mass extinction of the dinosaurs and many other living things during the Cretaceous–Paleogene extinction event. Probably, the ideology (hating CO2 and hot climate crisis fever) or the profit prevent him from discussing another various ideas. Useful book, but need critical reading.

posted by 山科玲児 at 09:43| Comment(0) | 日記
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