2019年10月06日

「書の宇宙」の拓本


2019年10月01日 泰山刻石29字本で
2018年のパリのサザビーズで、泰山刻石29字本が約2億円以上で落札されたことを書いた
Fine Chinese paintings, calligraphy and rubbings from a German private collection
12 June 2018 | 10:45 AM CEST | Paris
No.18 LOT SOLD.    1,929,000 EUR
http://www.sothebys.com/en/auctions/ecatalogue/2018/collection-arts-dasie-pf1827/lot.18.html

他にもないかなあ、と思ったら、別の
《泰山刻石》二十九字本
https://www.epailive.com/goods/11006940
が、中国のオークションに出てました。

ところが、このオークションでは日本の「書の宇宙」に掲載されたものだ、となっておりました。写真だけだと、特に欠点はないようにみえるんですが、なんとなく変だと思ったら、案の定、落札されておりませんでした。

 そういうことがあったので、図書館で「書の宇宙  第二巻」を閲覧してみました。確かにこれが収録されていましたが、さしてコメントされておりませんでした。
 琅邪台刻石も収録されてます。整本は、綺麗な旧拓でしたが、剪装本としてあげてあるのは、書跡名品叢刊のものと同じ、これは、九年前、2010年11月29日に 琅邪台刻石 https://reijibook.exblog.jp/13723379/
で書いたように、写真を使った切り貼り本のようです。中華民国時代に上海 藝苑真賞社が出版したものでることは、「書の宇宙」の注釈で初めてしりました。おそらく整紙本はぼやっとしていたので一字一字拡大するとなにがなんだか分からないので、こういう手段に出たのでしょう。二玄社編集としても苦心の逃げだったのではないのでしょうか?


タグ:泰山刻石
posted by 山科玲児 at 17:23| Comment(0) | 日記
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