学生時代に読んだ、マヤ学の入門書に、スペイン語、マヤ語、英語が必要だというので、これはしきいが高いな、と思って諦めました。ただ、マヤ語・英語はともかくとしてスペイン語はいるのかな?とも思っておりました。
マヤ・アステカ遺跡へっぴり紀行 : メキシコ・グアテマラ・ホンジュラス・ベリーズの旅
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784794217639
を読むと、2007年現在でも、遺跡を鑑賞する個人旅行をするだけでもスペイン語が要るようですね。ツアーでコンダクターの後についていくだけの旅行ならともかく、自分でやる旅行はスペイン語ないと無理ですね。メキシコ・グアテマラ・ホンジュラスでは、外国人が出入りする空港や旅行代理店でさえ英語が通じないことがあるようです。マドリードよりずっと英語は普及していないようです。現地調査なんかやるのなら、スペイン語必須ですね。旧ソ連のユーリ・クロノゾフ(1922 - 1999年)や前半期のシャンポリオンみたいに、資料を机上で分析してやる仕事ならともかく、現地へいくのならスペイン語はいるんだよな。単に論文やニュースがスペイン語のものが多いというレベルじゃないようです。
旅行なら、別にセルバンテスが読める必要は無いので、現地の旅行代理店やタクシーとの交渉ができるくらいのスペイン語は必要なようです。