2019年12月15日

モーツアルトの病気

モーツアルトのむくみ.jpg歴史の地獄.JPG


 医学史と歴史との間に位置するもので、過去の人物の病気の症例を現代(著者がかいた時点)の医学知識で推測する研究があります。歴史上の重要人物の病気は歴史に大きな影響を与えてきたわけだから、重要なことですね。PATHOGRAPHY(病跡学)という用語もありますが、これは精神病学に特化して使われるようなので、それ以外の病気をとりあつかわない問題があり不適当みたいです。
Paleopathologyという用語もあるが、これは古人骨を主たる対象としたもので、ちょっと違うような感じがいたします。

表題のモーツアルトの逝去の原因になった病気が何か?
ということについては、毒殺説をはじめいろいろな説がありましたが。著者は、伝染性の腎炎だろうと推測しています。
2009年にオランダのアムステルダム大学チームが発表した研究も同じような見解のようですね。

モーツァルトの死因は連鎖球菌性咽頭炎からの合併症、オランダ・アムステルダム大研究https://www.afpbb.com/articles/-/2632014


 こういう過去の有名人の病気については、十九世紀の医者であった著述家;オーーギュスタン・カヴァネスも「歴史上の不審死」などという著作をものしています。カヴァネス博士は、フランスのシャルル7世について「食べられなくなった」為に死んだと、別の本「歴史の地獄」(イメージ)で書いていましたが, 現在でも「通常の食物が食べられなくなる」病気は少なくないので、そういう病気を推測していたのでしょう?
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モーツアルトのむくみ  歴史人物12人を検死する
https://honto.jp/netstore/pd-book_03393666.html



posted by 山科玲児 at 11:22| Comment(0) | 日記
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